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ウェールズ青少年団体と国際文化交流ワークショップを実施しました

2025年12月11日 国際交流

札幌大学ウレパクラブは、ウェールズ政府の紹介を受け、ウェールズ最大の青少年ボランティア団体「イルド?ゴベイズ?カムリ(Urdd Gobaith Cymru、以下イルド)」と共同で、2025年12月6日(土)?7日(日)の2日間、本学S-wingにおいて国際文化交流ワークショップを実施しました。

本ワークショップは、「The Year of Wales and Japan 2025―日本におけるウェールズ年」という記念すべき年に実現したもので、アイヌ文化とウェールズ文化という、それぞれ独自の伝統を有する両団体が、互いの芸能や文化を紹介し合いながら交流を深めました。期間中は、同行したアート?ディレクターの協力のもと、共同で創作活動に取り組み、アイヌ文化とウェールズ文化を融合させた約10分間のパフォーマンス作品を完成させ、2日目の最後に成果発表を行いました。

ワークショップの概要と成果

本交流の最大の特徴は、文化紹介や相互理解にとどまらず、短期間で一つの創造的作品を共同制作し、発表に至った点にあります。アイヌ文化を学ぶ団体とウェールズの青少年団体が協働し、一つの作品を創り上げた事例は極めて稀であり、歴史的?文化的にも意義深い取り組みとなりました。

日時:2025年12月6日(土)~7日(日)
場所:札幌大学 S-wing
参加団体:札幌大学ウレパクラブ、イルド?ゴベイズ?カムリ
成果物:アイヌ文化とウェールズ文化を融合させたパフォーマンス作品(約10分)

イルド?ゴベイズ?カムリ(Urdd Gobaith Cymru)について

イルド?ゴベイズ?カムリは、1922年に設立されたウェールズ最大の青少年ボランティア団体で、これまでの延べ会員数は約400万人にのぼります。若者がウェールズ語や伝統文化に誇りを持ち、国際的に活躍できる人材へと成長することを使命としています。
2019年以降は、アイルランド、アメリカ、インド、ケニア、ノルウェー、フランス、ニュージーランドなどで、特に少数民族や先住民族の言語?文化に関する国際プロジェクトを実施しており、ウェールズ政府国際部門の戦略的パートナーとしても活動しています。

「The Year of Wales and Japan 2025」閉幕レセプションへの招待

本ワークショップの成果を受け、札幌大学ウレパクラブ所属の学生3名が、「The Year of Wales and Japan 2025―日本におけるウェールズ年 閉幕レセプション」へ招待されました。当日は、本交流で制作した映像とともに、アイヌ民族の芸能を披露する予定です。

問い合わせ先

札幌大学アイヌ文化教育研究センター事務局
TEL:011-852-9168(平日 9 時~17 時)

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